ヘアドネーション

ヘアドネーションをご存知でしょうか。
かつら用の素材として、自分の髪を切って寄付することです。

http://www.the-miyanichi.co.jp/chiiki/category_11/_34595.html

幼稚園児が髪の毛寄付 小児用医療かつらに
2018年9月23日

初めての社会貢献活動はヘアドネーション(髪の寄付)-。小児用の医療かつらを作ってもらおうと、三股町樺山の那須夏帆ちゃん(6)=みやこのじょう児童学園・年長組=は、2年半伸ばした自分の髪の毛を切って寄付した。長く伸ばすまでの間は不便なことも多かったが「かつらを着けて元気になってほしい」と頑張った。

ある程度の長さが必要なので(髪を2つ折にしてかつらにするので、素材はかつら完成品の2倍の長さが必要になります。最低でも30cm程度が必要です。)
男性では事実上難しく、女性だけが対象となります。
また、髪を染めていたり、パーマをかけているとアウトなので、成人女性では対象者は限られます。現実には高校や中学卒業時に、というケースが多いようです。
髪が30cm必要ということは、何年か前から準備をしておく必要があります。
もちろん、切ったあとはショートヘアーになるので、覚悟も必要です。
カットにも技術が必要なので、ヘアドネーションに賛同する美容院を訪問して切ってもらうことになります。賛同する美容院はネットで検索すれば容易に見つかります。

 

アデランス社の経緯

国内随一のかつらメーカーといえば、アデランス社。これはダントツの一位で、過去40年の日本のかつら市場を牽引してきた巨大な存在です。

最大手のかつらメーカー「アデランス」の創業は1968年9月。女性用かつらメーカーに勤めていた根本信男氏(現会長)が、それまであまり普及していなかった男性用かつらの潜在需要に目を付け、同僚2人とともにアフターケアも行う個人商店「アデランス」として、東京・新宿でスタートさせた。

アデランス社の創業時代、かつらという商品はとてもマイナーなものでした。それを男性の薄毛対策の商品として、新しいジャンルを確立したというのはものすごいイノベーションだったのです。

社名をつける際に根本氏は、海外事情に詳しい知人の大学教授に相談。すると「従来の『かぶる』ではなく、『つける』かつらという意味を込め、フランス語で『くっついていること(付着)』を意味する『Adherence(アデランス)』とするのはどうか」と提案された。同僚2人も気に入り、採用が決まった。

これまでにない、新しい価値の想像という意味で、当時のアデランス社はベンチャーの魁とも言える存在でした。日本では薄毛という症状が忌み嫌われ、それに対する商品という新しいジャンルを切り開いたのです。

創業直後から広告宣伝を重視。テレビCMなどを大きく展開して顧客を開拓するスタイルを取ってきた。70年代、子どもが父親に「パパ、アデランスにして良かったね」と話しかけるテレビCMは、アデランスの知名度を飛躍的に高めるのに貢献した。

特に素晴らしい点は、かつらという超々ニッチな商品を、一般的なテレビCMに登場させ、世間一般に知らしめたことです。当時のテレビというのは今の比ではない巨大な存在でした。インターネットが登場するはるか前の時代です。テレビで有名になるというのは、一般世間で有名になるというのと同じことでした。アデランス社には、かつらが一般の人に知る商品になる、という優れた先見の明があったのです。これがアデランス社が急成長を実現した要因の一つです。

しかし、アデランス社の大きな転機が間もなく訪れます。高価なオーダーメードかつら、フルサービスというビジネスモデルが崩壊し始めたのです。かつらはあまりに高額になりました。1つ数十万円というのは、コンプレックス産業という特殊事情を考慮しても、なお高すぎました。この間隙をぬうように、安価な商品を提供する新しいカツラのビジネスモデルが広まったのです。広告宣伝や駅前店舗など高い経費をかけたアデランス社は、デフレに対応することが難しかったのです。

アデランス社の赤色ナローバンドLED

アデランス社が支援している研究の一つに、ナローバンドLEDを使った育毛がある。
ナローバンドLEDとは、通常のLEDと比較して、発生する光が特定の波長に集中するように設計されている。
要するに、レーザー治療と同じ効果を狙っているが、レーザーより安価でかつ波長を自由に選べるLEDを用いることで、よりメリットを追求しようというものだ。

一方で赤色LEDを使用するということは主に熱的効果を狙っており、ナローバンド化の意味には理論的な裏付けが困難となる。なぜナローバンドか、という点について「他の波長との干渉を防ぐため」とされているが、熱的効果に干渉もなにもない。また、LEDはもともと帯域はそれほど広くなく(逆に照明用LEDでは帯域を広げて演色性をよくするために苦労している)、それをつきつめることに対してどのような意味があるかは疑問の余地がある。

また、青、緑、赤のLEDでそれぞれ効果がある、という主張をされると、単に供給側の理論に合わせて効果を作ったような不思議な感覚を覚える。

さて、実験によればマウスにより発毛、育毛効果に有意差が見られたとのことだが、熱的効果であればエネルギー量がそのまま効果となるため、対照群のLEDとパワーを合わせたのか、という問題が生じる。ナローバンドLEDはバンドパスフィルタを使っているというが、これはようするにパワーロスを起こすため、そのロス分を補うよう強力なLEDを使っている可能性が高い。この補正が正しく行われないと、単に「温めれば細胞の活動が活発になる」という当たり前の現象を検証しているにすぎない。

残念ながら、現時点では検証に耐えるデータが公開されていないためなんとも言えないが、いずれ論文とするときはこれらの実験設計は極めて重要であり、明記されるであろうから、その際に再検証を行いたい。

 

アデランス、米に初の女性専門店 かつら販売や育毛

かつら最大手のアデランスは12月、米国に初の女性専門店を開設する。子会社で米かつら大手のヘアクラブ(フロリダ州)が運営する店舗で、かつらの販売のほか、育毛サービスなどを提供する。現地でも薄毛や髪のボリューム感の減少に悩む人が増えており、米国で女性向け市場の開拓に取り組む。

まずアトランタに出店する。店舗面積は約390平方メートルで、中規模店に相当する規模で、売上高は年1億2千万円を目指す。

かつら業界は、厳しい競争環境下にあります。これまでアデランスとアートネイチャーが独占的な地位を占めていたのですが、新興のショップが安い価格を武器に市場を侵食しつつあります。これまでの高価格かつらを使った囲い込み戦略がうまく回らなくなっているのです。このため、停滞する国内市場から、まだ未開拓な海外市場に切り替えたというわけです。これが名案なのか迷走なのか、答えがでるのは何年かたってからでしょう。

ヘルメット型育毛機器

本日のニュースより

アデランスは23日、家庭で育毛ケアができる、赤色LEDを使ったヘルメット型機器の新機種「ヘアリプロ LED プレミアム」を販売します。ヘルメットの内側につけた80個の赤色LEDが頭皮を照射し、育毛を促すという。重さは560gと軽量であり、従来品より2割軽くなりました。男女兼用で、青系と白系の2色。本体価格は税抜き13万5千円。

(http://www.asahi.com/articles/ASJCQ559NJCQULFA01C.html朝日新聞デジタル)

なかなかよさそうですね。LEDを並べた機械にしては値段は高めですが、何か工夫があるのでしょう。 赤色ということは熱的効果を期待していると思われます。結構を良くして育毛、というタイプのようです。

医療用ウィッグ(かつら)が進化

がん治療をしながら働く人の増加を受け、抗がん剤の副作用などで髪を失った場合に着用する医療用ウィッグ(かつら)が進化している。乳がんの闘病生活をブログでつづるフリーアナウンサー、小林麻央さんも着用して注目が集まる中、製品の高品質化のほか、購入費を保険会社が補償したり、自治体が補助したりする制度で、外見の変化という悩みの軽減をサポートする。

医療用かつらは、困難な状況下にある方々の悩みをすこしでも消すために重要なアイテムです。一方で、医療用かつらが必要な局面ではお客さまは自由に店舗を訪れることができない状態であることもしばしばで、病院内でのケアが必要となります。こうしたケアに対応することは経営的に大きな負担となり、そこまですることが難しいお店も多くあります。

医療用といっても一般的な全頭かつらと同じで、特別な仕様になっているわけではありません。(ただし、洗髪が自由にできないことから抗菌機能を付加している場合もあります) サポート体制の違いが主な相違点です。

アデランスMBO

日々のおはなし

一度は投資ファンドによる再建を拒んだアデランスが、今度は自ら救済を求めた。10月14日、かつら大手のアデランスは、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表した。9月末に航空会社スカイマークなどの再建で知られる投資会社のインテグラルが100%出資する子会社を設立、同社を通じてアデランス株のTOB(公開買い付け)を実施する予定だ。

買い付け期間は10月17日?11月29日と発表された。取得価格は一株あたり620円と、14日終値(480円)より29%高い価格で買い付ける。少なくとも過半以上取得してからTOBが成立した後は、アデランス創業者の根本信夫会長兼社長と津村佳宏副社長が同社に50.1%出資する格好で、MBOを実施する。MBO後も引き続き、根本社長らは経営陣に留任。インテグラル側からも役員を就任させる考えだが、具体的な人数や時期、候補者については未定となっている。

一時は高い利益率と成長を誇ったアデランスがMBOを実施します。

外資の影響から経営方針が二転三転しましたが、業績は上向かず、厳しい決断となりました。

背景には、かつらをめぐる市場と、競合者の変化があります。市場が縮小する中で、低価格を打ち出すライバルに勝てなかった、というのが直接的な理由です。つまり、巨額の宣伝費を使って新規顧客を捕まえ、いったん得た客からは長期に渡って高い商品とサービスの対価を受け取る、というビジネスモデルが立ち行かなくなってきたのです。

今後、経営方針の変更がどのような業績につながるか、注視しましょう。