ヘアドネーションの続き

ヘアドネーションとは、自らの髪を伸ばし、ある程度の長さになったら切ってもらって髪素材として寄付することでした。医療用かつらとして、病気で困っている人を助けようというボランティアです。日本中に賛同する美容院があり、連絡すれば適切なカット方法で切ってもらえます。

さて、では、ボランティアではなく、営利目的で髪を売ることはできるのでしょうか。

結論から言えば、NOです。日本では髪を集めて工場に納める流通システムはありません。頻度の少ないことのために、流通システムを維持することはできないのです。このため、髪を切るついでに小遣い稼ぎ、ということはできません。

髪は主に途上国で若い女性から買い取られます。価格の点もさることながら、先進国は髪にいろいろや薬品を使ったり、表面のキューティクルを傷めるような習慣が多いので、かつら素材に向かないのです。途上国でも都会ではなく、辺境の貧しい村が買い取りのターゲットになっています。