日本人のハゲと欧米人のハゲ

欧米人はハゲはハゲなりにかっこいいと言われます。対して日本人はどうも…。
この差はなぜ生じるのか、というのが今日のニュースです。

【欧米人の特徴】
・顔の彫りの深さにより凹凸が生まれ、それらが光の加減によって陰影(メリハリ)を生み出している
・顔の「縦幅÷横幅」の比率が高い
・「頭部の奥行き÷顔の横幅」の比率が高い

一方で、

【日本人の特徴】
・凹凸が少なく、顔のパーツ自体で陰影を作るのが難しい
・顔の「縦幅÷横幅」の比率が低い
・「頭部の奥行き÷顔の横幅」の比率が低い

この差から、どうもハゲと日本人の顔は相性が悪い。

日本人という顔の平たい属からすると、髪というパーツが印象に占める割合が高く、したがって髪がないことが大きなマイナスポイントと認識されやすい、ということかと思います。なかなか難しい問題ですが、短髪の方がイメージがよいことからわかるように、無理に髪に視線を集めない方が自然に見える傾向があります。

トランプ大統領、かつらをつけた人々に選挙に参加しないよう勧告

さすがトランプ大統領。言動半端ないです。

トランプ大統領は、「かつて皆が、私の髪は本物ではない、髪が私のものではない、私がかつらをつけていると言っていた。だがもう、誰もこのようには言わない、なぜなら私が土砂降りの雨の中にいて、時速60マイルの風の中にいたからだ。もしこれが君の髪でないなら、選挙には行くな」と述べた。

もともといろいろな噂があり、トランプ氏は快く思っていないという話はありました。
でも、超大国の大統領がこんなコメントを残すとは。
本意は攻撃者への反撃ではあるのですが、かつらというキーワードにひっかけて、あまりに過激な発言となりました。中国との貿易戦争も危険領域に入りつつありますし、今後の氏の言動が懸念されます。

かつらの脱毛

カツラの毛は人毛、人工毛いずれの場合でも1本1本ベースに結んであるが、結び目が黒い点として目立たないように化学的に色を抜く処理を施す。具体的には酸化剤を用いて色素を壊す作業を行う。
酸化剤は、色を抜くだけでなく毛の組織を破壊する働きを持つため、カツラの毛の結び目は髪の強度が落ちており、使用に伴って切れることがある。もともと脱色は極めて強い化学的な処置であり、人毛の成分がノーダメージというわけにはいかないのだ。その意味では、脱毛のリスクと、脱色のメリットを秤にかけてどちらを重要視するか、ユーザが決める必要がある。一般には、かつらを利用する初期には脱色を優先し、ある程度慣れてきたら寿命を優先するために脱色はなしにするか、弱い脱色とするケースが多いようである。

強度の落ちた髪は脱毛のリスクがあるが、これが顕在化するのはブラシが強く当たる前頭部であり、かつらの寿命を規定する主要因となる。対策としては、ブラシはゆっくりと当てる、ブラッシングを必要最小限に留める、などがある。
また、かつら用のブラシとして、髪への負担が少ないブラシが売られているが、当店ではその効果はあまり現れず、否定的な立場である。低負荷タイプのブラシとしては、すべりをよくするタイプ(これは有用性を感じる)、マグネットをつけたタイプ、ピンを細くしたタイプ、携帯のバイブレーション機能で使われるモータを内蔵した振動タイプなどがあるようだ。

また、特に寿命を優先するカツラの場合、最初から脱色を行わないという指定を行うと、この問題は起きなくなる。
髪の根本の脱色は実際にはそれほど重要なわけではなく、できれば脱色をしない方が、かつらの寿命にとっては有利である。

髪の長さの注文方法

カツラの髪の長さは標準は10cmから15cm。この範囲であれば追加料金は発生しない。
これ以上の長髪が必要な場合は5cm刻みで指定できるが、追加料金が発生する。
男性用カツラでは、12.5cmが標準的な髪長さになる。一般的な男性ヘアスタイルならこの長さで適合する。

なお、髪長さを細かく指定してもそのままで着用はできず、カツラの髪カットは必須である。

最初は心配でつい長い髪を指定しがちだが、あまり長すぎるとカットしなくてはならない量が増えるので美容師が嫌がる。慣れてきたら適正量を探したい。
工場としても、長い髪は価格が高いので、あまり使いたくないのだ。
それに加え、長すぎる髪は、最初の装着のとき、テープに巻き込んだり、接着剤に張り付いたりと、トラブルの元になる。何事もほどほどがよい。

毛染め剤

毛を染めるために使用する薬剤。
カツラに天然毛髪(人毛)を使用している場合、ドラッグストアで売られているような市販の毛染め剤を使う。

カツラ専用の毛染め剤もあるが一般では入手困難である。貼るタイプのカツラは何年も使用するわけではないので、薬局で売っている市販品で十分だ。

ほとんどの製品は二液タイプで、使用する直前に混合する。染料で染めるのではなく、髪と反応して色を出す。
一液タイプは短期間のみ染めるタイプが多いので、かつらには適さない。

特殊な毛染め剤として、
ヘナと呼ばれる天然由来の毛染め剤もある。
これは毛染め剤として働くが、同時に髪を修復する働きが強いため、劣化したカツラの髪に効果がある。
購入の際は、100%ヘナが望ましい。ただし、ちょっと扱いは面倒だ。

毛染め剤を使用する場合、濃い方向へ染めることはできるが、明るい方向に染めることはできないという点、注意が必要だ。
脱色剤を使ってもうまく色を抜くことはできないので、明るい方法へは修正できない。
また、元の髪の持っている性質によって、まれにムラができることがある。
染めにチャレンジする時は、予備品のカツラを用意して、万が一失敗しても対応できる状況にしておく必要がある。

生え際の密度

一般に、髪はフロント生え際では髪量が少なく、後頭部に行くに従って髪が増えている。
そこで、この髪分布を再現することで、よりカツラを自然に見せることができる。

特に理由がない限り、生え際の髪を減らす「自然な生え際」を選択しておきたい。
これは生え際から数センチ程度、髪の密度を減らして製作する、という意味である。
なお、この髪を減らす量・範囲は小さく、これを選択したことでカツラ全体が薄く見えるという心配はない。

全周囲縁ありのカツラの場合、生え際を見せないことが前提であり、縁が見えないように生え際も髪量は減らさない。

フレンチレース

カツラのベース(土台)に使用されるレース素材の一種。
当店では、レースはその厚みによって、薄い方ものから順にスイスレース、フレンチレース、モノレースの3種がある。
フレンチレースは厚さの点では中間的なレース素材。自然さと使いやすさのバランスがよく、貼るカツラでは最も多く使用される。当店では8割以上がフレンチレースである。

初心者から熟練者までお勧めのレースで、フロント用から全頭カツラまでオールマイティに使用できる。
ある程度耐久性があり、使用期間の目安としてフレンチレースでは3-4ヶ月くらいになるケースが多い。ただしこれは個人差が大きく、特に扱いの丁寧さと着脱の頻度によって変わる。

フレンチレースであれば、肌に密着させれば通常は見えないレベル。もちろん、明るい照明のもとで凝視すればわかるが、通常はそのような状況になることはないだろう。
初めて貼るかつらに挑戦するときは、フレンチレースがお勧めだ。

固定ピン

カツラを自毛に固定する際、金具で自毛を挟んで留めることができる。この金具のことを「ピン」と呼ぶ。

ピンの中でもカツラの縁にあらかじめ取り付けられ、外したり移動したりできないタイプの金具を「固定ピン」と呼ぶ。固定ピンは従来型カツラで広く使用されている。
いわゆるヘアピンのようにワンタッチで自毛を挟む方式なので、カツラ着脱はわずか10秒ほどで完了する。
この手軽さは他の装着法ではとうてい不可能だ。

このメリットがあるので、とりあえずカツラを試したい場合、カツラを常用しない場合、アレルギー体質の場合、
毎日シャンプーしたい場合など、今なお固定ピンは幅広く使用されている。

一方で、少ない箇所(せいぜい5,6箇所)で自毛に留め、しかも同じ場所であるため、装着場所では自毛への負担が大きいという欠点がある。このために自毛が抜けたり、自毛が引っ張られて頭皮に内出血を起こすケースもある。
カツラの内側だから外観上の問題はないとはいえ、頭皮や自毛への負担が大きいというのは問題である。
また、カツラを手軽に装着できるのはよいが、一方でカツラがずれやすいという欠点がある。これはしばしば致命的な欠点であり、カツラがずれたためにバレた、というのはほとんどがピンによる装着だ。

固定ピンはかなり昔から使用されており、多数の特許が出願されている。
特に有名カツラサロンでは独自のものを採用しており、一部のカツラピンは特許で守られているため形状を真似することはできない。

円形脱毛症とは

円形脱毛症には次の特徴がある。
自覚症状がなく、ある日突然、頭に円形で境目がはっきりしたハゲができる。
円形の脱毛がひとつだけできるものから(世間一般にはこのイメージだ)、複数同時にできるもの、頭髪全体が抜けるもの、さらに眉毛、まつ毛、陰毛や体毛など、ひどい場合は全身の毛が抜ける場合すらある。脱毛部分周囲の毛を引っ張ってみて、毛が抜けるのであれば円形脱毛症が進行していることを意味する。進行が止まれば、多くの場合は数カ月後に軟らかい毛がはえてきて、更にその後、硬い毛が生えてくる。
その意味では、進行を止めることが精一杯の男性型脱毛症と異なり、条件が整えば完全に治るといえよう。

円形脱毛症は、部分的に急にまとめて抜けしまうという特徴がある。このため、目立ちやすいという弊害がある。
髪の毛が正常に成長していたのにもかかわらず、急に抜けてしまうという点で男性型脱毛症など他の脱毛症と区別できる。
原因として、アレルギーによるもの、ストレスによるものなど諸説あるが、実際にはよくわからないことも多い。

小さな円形脱毛症に対しては、縁なしのカツラを切り取って用いるケースが多い。
この方法だと、1つのカツラから多数切り出すことができるので経済的である。
髪色さえ合えば、既製品カツラもよく用いられる。
多数の円形脱毛症に対しては、全頭かつらが用いられる場合もある。この場合は常用ではなく、外出専用とするケースも多い。

ドライヤー

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カツラを装着したままシャンプーした時は、自然乾燥させずにドライヤーで早く乾かす必要がある。
自然乾燥だと乾くまで時間がかかり、接着剤が拡散する原因となったり、
長時間濡れた状態にすると雑菌が繁殖するためである。

ドライヤーで温風を使用する場合、ドライヤーを持っている腕をいっぱいに延ばしてできるだけ遠方から風を当てるようにする。
こうすると、温度が高すぎて髪が傷んだり、人工毛髪(白髪)部分がチリチリになることを防ぐことができる。
それでも、大出力の熱風を同じ場所に当て続けると、特に人工毛髪は傷みやすいので、温度調整をするなど気を遣う必要はある。人工毛髪は種類によって耐熱性が大きく異る。あるかつらで大丈夫だからといって、他の種類のかつらで同じことをしても大丈夫とは限らない。

マイナスイオンドライヤーは、毛の絡みを防ぐ働きがあり、カツラに適する。
静電気を抑える働きがあるため、特に静電気が発生しやすい冬季には大きな効果が期待できる。
いろいろな家電メーカーから発売されているが、当店ではパナソニック製のマイナスイオンドライヤーをお勧めしている。
最新モデルでは1万円以上する高価なものだが、旧モデルならしばしば安売りしているので、ねらい目である。