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激安かつら情報館  (カツラの用語集)

ツーペ


貼るタイプのかつらは、本来、ヘアリプレースメント(Hair Replacement)と呼ぶ。
これに対し、ベースが厚い従来型のかつらはウィッグ(Wig)、ツーぺ(Toupee)と呼ぶ。

「ツーペ」とは、部分かつらのことである。 かつて、日本の大手がそう呼んだことから、今でもよく用いられる言葉である。
主に薄毛対策用に用いられ、世間一般でイメージされる、どちらかと言うと古いタイプのかつらはこれのことである。
日本でかつらが急速に普及したのは1970年代であるが、このころの製品は、ひたすらがっちりと作り、 丈夫で、手に持ってもそのままの形を保つほどである。 とにかく髪が多かったので、それを支えるベースも大きい。 今でも、禿を揶揄するようなお笑いでは、当時を彷彿させるようなアイテムが登場することがあるが、 本当にハゲを隠す用途では、もちろん、そんなものは使わない。禿に対する世のイメージを象徴しているようで残念だ。

中には男性用部分かつらのことをツーペ、女性用もしくは全頭かつらのことをウィッグと呼んで区別する会社もある。 ただ、これも特定のカツラ会社が慣用的にそうしているだけで、用語的に正しいというわけではない。
ちなみに、toupeeという言葉は元々ドイツ語で男性装飾用のかつらを指していた。 これは薄毛対策用のかつらではなく、中世ヨーロッパの上位階級の男性は、威厳付けのためのかつらを被っていたのである。 この風習は近代まで続いており、音楽室に飾ってあるようなベートーベンの肖像画をイメージすれば、どのようなカツラか想像がつくだろう。この伝統から、イギリスの裁判官は今でもかつらを着用することになっているそうだ。

日本では、かつらの名称としては「ツーペ」はあまり一般的ではなく、前述のように一部の会社でそう呼んでいるだけである。 (もっとも、一部の会社と言ってもカツラ大手がそう呼んでいたので、メジャーな呼び方と言えなくもない)
かつらの中で特定の製品群を指す名称として使われることもある。

多くの場合、男性用かつらは、単に「かつら」と呼ぶ。そのままである。
一方、女性用かつらは「ウィッグ」「ウィグ」と呼ぶことが多い。 女性用のかつらだけ英語で呼ばれているわけだが、理由はよくわかっていない。 おそらく、ファッション性が要求されるためと推定される。
「ヘアウィッグ」という呼び方をしている店もあるが、和製英語らしい。 かつらに限らず、毛髪関係では、アメリカやイギリスには通じない和製英語がしばしば用いられる。 海外のかつらメーカーに直接発注する際は、ちゃんと辞書を引いて間違えないようにしたい。 例えば「オールバック」は和製英語であり、all backと書いても通じない。
かつらの留め金は「ピン(pin)」とは呼ばない。clipである。
海外に直接英語で注文する際には、写真やイラストを同封した方が間違いが防げる。


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