ユーザーの皆様への情報ページ

激安かつら情報館  (カツラの用語集)

既製品


かつらが寿命を迎えたのに、次のかつらが届かないというのは気が気でない。
そうした場合に備え、あらかじめ平均的なパラメータで製作したかつらが用意してある。

使用中のかつらが破損した場合など、緊急時に最適である。
大きめに作ってあるため、ハサミで切って使用する。 装着者のニーズに合わせて自由に成形することができる。 ただし、はさみで切るのは、見た目ほど簡単ではない。 髪を切らずにベースだけを切る、というのは実は難しいのだ。 髪留めを使って切る位置に分け目を作り、その線に沿って切っていけばできる。 しかし、切っては分け目の位置を変え、切っては分け目の位置を変え、というのは手間がかかるので、 現実には髪の流れを一方に寄せたら、髪ごと切ってしまった方が早い。 使う側の髪が無事なら、捨てる側の髪は切れてもよい、と考えるのだ。 しかし、この方法でも髪が散らばるので、新聞紙を敷いて作業し、後で掃除機をかける、という面倒さは生じる。
また、あらかじめ切る位置をマークしておかないと、切っているうちにどこを切ればよいのかわからなくなる。 小さい方向へ間違って切ったらアウトだ。一度に正しい位置まで切ろうとせず、少しずつ切り込んで行った方が間違いがなくてすむ。
かつら業界で「既製品(レディメイド)」と言えば、多くの場合、同一規格で大量生産されるかつらを差し、 人工毛髪を使用した機械植え製品の場合が多い。
このタイプは効率を追求した結果、極めて安い値段で供給される。 小売り価格で1万円を切るのだから、製造原価は推して知るべし、である。

これに対し、当店の既製品かつらはオーダーメイドと全く同じ素材、工程で製作しており、天然毛髪、手植えである。 このため、オーダーメードと同じコストがかかってしまう。
既製品かつらは、あらかじめ製作してあるかつらであることから次の制約がある。
・かつらの髪は#1B(明るい黒髪)のみ
・かつらに白髪は入っていない
髪色が#1(漆黒)の場合、市販の毛染め剤で染める必要がある。
また、#2以上の明るい髪色の場合は染める手段がないため、既製品かつらは使用できない。
つまり、暗い方向へ毛染めをすることはできるが、明るい方向へは無理なのだ。 明るい方向へは毛染めではなく、脱色となり、難易度は格段に上がる。事実上無理だと思った方がよい。
脱色は、プロがやっても難しく、実際、かつら専門店に持ち込んでも断られるケースが大半になる。 それほど難易度が高い作業なのでチャレンジする価値はないだろう。
既製品のもう一つの使い方として、つむじ、生え際の禿や薄毛、あるいは傷跡にできるハゲ、十円禿(円形脱毛症)を隠す目的での、小さなかつら(おおむね、直径5cm前後)用である。既製品は17.5cm×22.5cmと結構な大きさがあるので、そこから切り出して使うのだ。 直径5cm程度のかつらなら10個以上は軽々切り出すことができる。
10個使えれば、1個あたりはわずかに2780円と、激安である。20個なら1390円。いわゆる増毛シールよりもはるかに安い。
増毛シールは世間では広く売られており、通販だけでなく、中小のかつらショップでも扱っている。手間が少なくて扱いやすい商品である。
もちろん、注文して製作してもよいのだが、小さなかつらでは、仕様の差も少ないため、既製品が多く用いられる。
ただし、次の場合には既製品かつらよりも、オーダーメードかつらの方がお勧めである。

白髪がある場合
既製品では白髪なしなので、白髪を入れる場合はオーダーメード品となる
髪色が、明るい黒以外の場合
いわゆる茶髪の場合は既製品かつらでは対応できない。髪色が暗い黒(漆黒、真っ黒)の場合は 既製品(明かるい黒)を染めて使うこともできるが、面倒なのでオーダーメードの方がお勧めだ
また、既製品は「縁なし」だけで、「横と後ろに縁あり」など縁付き製品は選べない。 縁なしは、縁あり製品に比べて、扱いがやっかいだ。テープが付きにくいし、型崩れも起きやすい。 これを考慮すると、オーダーメードで全部縁の商品を注文して、そこから切り出した方がよいと言える。 オーダーメード品の納期が待てるなら、そうしたい。 縁の厚みも指定できるが、小さなかつらでも通常の厚みのもので適合する。逆に厚い縁素材は避けた方が無難だ。 縁の色については、通常色か、もしくは透明を指定するのがお勧めである。
検索システム準備中(10/26)