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激安かつら情報館  (カツラの用語集)


かつらは薄いレースで出来ている。

そのままでも使えるが、強度がなく、またテープが付きにくいため、かつらベースにポリウレタンのシートを裏打ちすることがよく行われる。 これが「縁」と呼ばれるパーツだ。

縁は、多くの場合、かつらの横と後ろの端に幅2.5cmでU字形に取り付ける。 これが標準であり、特に指定がない限り幅2.5cmで製作する。 これは、強度のバランスから見て最も使い勝手のよい幅サイズであり、実際、テープの幅もこれに合わせてある。 これ以外の幅を指定する時は、テープを細く切るなどの加工をする必要が生じる場合がある。 特に積極的な理由がなければ、標準の幅とするのがよい。 この縁の幅は、部分かつらの場合は常に2.5cmが標準となる。 一方で全頭かつらの場合はレースの継ぎ目に使うこともあり、これより細い幅が標準となる。
かつらのフロントには縁は付けないケースが多いが、生え際を見せず、耐久性や使い勝手を優先するときはフロントにも付ける。 これは「全周囲縁あり」と呼ばれるかつらである。

小さいかつら(フロント用やつむじ用)の場合は、部分的に縁をつけることができない。 このため、全面縁、つまりすべての領域に補強材を裏打ちするか、縁なしにする。

縁があるとないとでは、かつらの使い勝手や寿命にかなり差がある。 つまり、レースがほつれる心配がない上、縁は少々引っ張っても平気な強度があるため、かつらの変形を未然に防いでくれるのだ。
縁の耐久性は優れており、縁の破損のためにカツラが寿命になったというケースが聞いたことがない。 リムーバーなしでテープを剥がすような荒っぽい扱いにも耐える。 通常の力で引っ張るくらいで裂けたり破れたりすることはない。 無理に引っ張っても、縁につながるレースの方が先に損傷するだろうから、かつらの中でもっとも強い部材と言える。 また、テープの付き具合も、レースに比べて格段に上である。 強いテープはもちろん、接着力の低いテープでもがっちりと固定される。
これらのメリットは大きいので、当店ではできるだけ縁あり(横と後ろに縁あり)のかつらをお勧めしている。

また、オフ用なら全周囲に縁ありが使い勝手がよく、ベストだ。 少ないテープで装着することができ、激しいスポーツや労働がないなら、気軽に着脱できるような弱い装着が可能である。

縁の色は、薄いベージュ色である。色は選択できないこともないのだが、かえって不自然になるため、当店ではこの色で固定している。
ベージュ以外には、透明、黒などがある。基本的に縁は見せないのが前提であるため、色はそれほど重要ではないが、毛量が少ないときは透けて色が髪越しに見えることを防止するため色は透明またはベージュがよいだろう。 なお、頭皮は日に焼けにくいため、肌の色より白っぽくなるのが通常である。 よほど地肌が黒くない限り、デフォルトの色を採用するのが間違いが少ない。
また材質も複数選ぶことができる。 当店では標準的な厚さを使用しているが、もっと厚くも、薄くもできる。
ただし、薄くすれば強度を失い「へなへな」になるし、厚くすればフィット感が失われる。
試行錯誤をするお客さまもいらっしゃるが、最終的には当初の中間的な厚みに落ち着くことが多い。
現在の厚さは、やや薄めであり、多くの人にフィットする最適な素材である。 かつてはもっと薄い素材を使っていたのだが、使用に伴い、丸まる、という問題があり、少しだけ厚くした経緯がある。 まずは現行の標準的な厚さのかつらをおためし頂き、それで満足できない場合に限り、違う素材を試した方がよい。
なお、これはフィット感をどのようにとらえるか、という問題であり、禿の状態や、薄毛の領域の形状はあまり関係ない。
縁は、肌に見えなくもないため、剃らずに装着するカツラ用の人工皮膚の代用としてつむじや分け目に使われることもある。 人工皮膚がオプション扱いで高価なのに対し、縁はかなり安いためである。 ただし、自然さでは人工皮膚に遠く及ばないので、過大な期待は禁物だ。
一方で、人工皮膚のような厚みはないというのはメリットである。 現在では厚い人工皮膚は自然さの点から嫌われ、昔ほど利用されなくなった。 その代わり、インジェクトレースなどと呼ばれる、二重レースにしてその間に結び目を隠す方法が広く使われる。 この方法は縁素材より厚いとはいえ、人工皮膚よりは遙かに薄く、自由に曲げられてフィット感がよいのでよく使用されている。 通気性はほとんどないので、あまり広い領域には使いにくい。


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