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激安かつら情報館  (カツラの用語集)

縁なしのかつら


貼るかつらでは、多くの場合、補強のための「」を、横と後ろにつける。
しかし、フロント用の場合、縁が見えることを避けるため、縁をつけない場合も多い。

縁なしのかつらは、縁がなくレースだけで構成されるため最も自然であるが、耐久性に劣る。
また、レースにはテープが効きにくく、接着剤で貼るケースが多いが、接着剤は取り回しが面倒になる。この対策として、頭皮保護剤やシーラーをかつらのレース面に塗っておくと、とても付きがよくなる。

貼るかつらで最も売れているのは、アートネイチャー社の商品であるが、同社では縁なしを標準としている。
確かに、メンテナンスの手間を惜しまず、また耐久性を考えないのであれば、縁なしタイプが最も自然に見える。
同社製の貼るカツラの場合は技術者のよる付け外しが原則であるため、メンテナンスの難易度を考慮する必要はなく、 その観点からすれば同社が縁なしを標準としているのは正しい判断だ。

しかし、セルフメンテナンスを前提とするのであれば手間および耐久性と、自然さとのバランスを考えて、 横と後ろは縁ありという選択が一般的である。 これは何を重視するかという装着者の価値観の問題になるが、現実には縁なしで大きなカツラを作ってしまうと、 当初はなんとかなっていても、いずれイヤになってくる。 理想と現実のどこで折り合いをつけるかという難しい問題になってくる。 当店の見解としては、5年、10年と使っているのであれば、かなり運用性を考慮して選ばないといけない、 つまり横と後ろは縁ありか、もしくは全周囲縁ありでないとセルフメンテナンスをつづけることは難しいのではないかと思うのだ。 激安であるからこそ、メンテナンスをどうするかは十分に注意を払って意志決定して頂きたい。 例えば、当初は縁なしで初めて、2個目の注文の時に、改めて上記のことを検討するというのもよい方法である。

当店では、次のパターンに1つ以上合致するときは縁なし、そうでなければ縁あり(横と後ろに縁あり、もしくは、 全周囲に縁あり)のかつらを推奨している。
・極端に少ない毛量のかつら(縁が見えることがあるため、縁なしが推奨)
・特に小さいかつら(縁を付けるには、ある程度の大きさが必要)
・フロント用(自然さ優先)

なお、あらかじめ大きなサイズのかつらを作っておき、そこから望みの大きさに切り出す、「既製品」という タイプがある。この場合は、任意の大きさにカットできるように縁をつけておらず、縁なしかつらとなる。 こうした使い方では、つむじ用、傷跡隠し、M字禿用には、小さなかつらをいくつも切り出すことができる。 直径5センチくらいなら10個以上切り出すことができ、1個あたり2500円と、とても経済的である。 縁なしかつらの最大のメリットは、多数の切り出しによるコストパフォーマンスの良さにある。 なお、オーダーメードであれば「全面縁」という形でオーダーして、そこから切り出す手もあるが、 自然さでは劣る。ある程度毛量が多い場合に適する方法である。 この方法ではテープで装着できるので、値段とメンテナンス性を両立できるよい方法である。

縁なしのもう一つのメリットは、どのような形でも作成可能ということである。 とくに、びんの部分にあまり複雑な形状を指定すると、作成が難しくなる。 縁なしなら毛の植え方だけなのでどのような形状でも可能だし、なんとなれば大きめに植えてカットしてしまえばよい。 これは、円形脱毛症(十円ハゲ)の場合でも応用可能だ。 形状の自由度の点ではベストの選択となる。 これも上述とかぶるが、お客さまの側で成形できるという大きなメリットもある。 微妙な形状の禿だと、現物合わせで対処した方が正確に合わせられる。 また、ハゲの領域ぴったりに合わせるよりも、禿を覆い隠してさらに自毛のある部分までかぶせた方がよい場合もある。 こうしたことを考えると、都度、お好みの形状に切り出した方が自由度が高い。 なお、縁ありでもカットは自由なので、幅を広くとった縁ありを注文して、自分でカットして成形する、という方法が最も よいかもしれない。

いろいろとチャレンジしてみて、ベストなスタイルを確立して欲しい。 かつらは千差万別。セルフオーダーメードのよいところは、店側の固定観念にとらわれずに自由な発想ができる点である。 毎回少しずつ、一部分だけチャレンジ要素を入れてみるなどして、ベストな方法を探ってみよう。


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