ユーザーの皆様への情報ページ

激安かつら情報館  (カツラの用語集)

複合レース


通常、かつらのレースとしては1種類を選ぶが、2種類以上のレースで作ることもできる。
例えば、フロントをスイスレース、それ以外をフレンチレースで作る、といったものだ。
かつらで、もっとも重要視されるのはフロント生え際である。そこで、フロント生え際には、見えにくいスイスレースを使い、それ以外の部分には耐久性に優れるフレンチレースやモノレースを用いるというのは正しい方法だと言える。

ただし、次の点に注意が必要である。

かつらで最初に傷むのはフロントである。フロントにスイスレースを使用する場合、それ以外の場所にフレンチレースなどそれより丈夫なレースを使っても、結局フロントで寿命が決まってしまうので、それほど意味があるわけではない。

当店では、複合レースのカツラのご注文はほとんどなく、全体の1%以下である。

特に初めてのかつらの注文では、複合レースはお勧めできない。 まずはスイスレースで作り、フロント以外で耐久性に難があった場合に、その近辺だけをフレンチレースとするのがもっともお勧めの方法である。
ただし、前述のように、かつらフロントがもっとも早く傷むため、フロント以外の耐久性を上げてもそれほど意味があるわけでない。

実際、当店で、継続的に複合レースのかつらをご注文頂いているケースはほとんどない。 結局、フロントで寿命が決まるため、すべてスイスレースに以降するお客さまが大半である。

掲示板やブログなどで、複雑な構造のかつらを紹介しているケースがあり、そのために複合レースが支持されるのだと思うが、長期にわたってかつらを使う場合、シンプルな構造の方が使い勝手がよい。 ある程度、いろいろなバリエーションを試した後は、許容できる範囲でシンプルな構造とすることを勧めたい。
例外的に、かつらのフロントを交換するシステムを採用している場合は、結果的にフロント部分を同じ素材で作る必要はなく、それならば自然さを 優先したスイスレースで作る、ということはあり得る。 ただ、この場合はフロントの交換が前提となっており、交換する機能を備えたレース接合とする必要がある。 当店では、フロント交換の費用を考えると、かつらをすべて作り直した場合とあまり値段が変わらず、フロント交換は不採用とした。 部分かつらで複合レースが効果を発揮するのはこの場合に限られるだろう。
なお、実店舗でかつらを売っている場合、人工皮膚やテープタブの形状をかなり複雑にしているケースがある。 意図はよくわからないが、あまり複雑になると製造にも手間がかかるので、値段が上がる。 メールで説明できない(写真でないとわからない)ほど複雑にしてしまうと、テンプレートへの記載も大変だ。 これは、主に付加価値を上げるため、すなわち、オプション料金を加算して客単価を上げるためではないかと想像する。 これまで見たことのある最も複雑なかつらは、2種類のレースに1種類のネット、2種類の補強、人工皮膚、つまり6つのベース素材を組み合わせて作ってあった。 そこまで複雑にしたところで、見た目はほとんど変わらない(少なくとも、外観から内側のレースに何を使っているかを当てることはほとんど不可能)わけで そうまでした複雑化させる理由は、高付加価値化しか考えられない。

複数のレースを繋げるとき、接合部の処理をどうするかは重要な課題である。
「縁」の素材を接合部に貼り付けると、もっとも丈夫である。これをお勧めする。
しかし、「縁」素材はレースより見えやすいので、これが嫌われる場合も多い。 その場合は「縁」素材なしで繋げることもできるが、強度が落ちるのでまれに剥がれることがある。 製造工程までは確認していないが、接着剤でくっつけているようである。


検索システム準備中(10/26)