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激安かつら情報館  (カツラの用語集)

インディアンレミー


レミーヘアーとは、人の毛髪を採取した後、キューティクルをできるだけ剥がさずに元の素材を活かした髪。 触った感触が自然な反面、元の髪の性質が強く現れるという欠点がある。主に高級女性用かつらの素材として流通している。
インディアンレミーは、髪の断面が楕円であり、ウェーブが強く現れる。
髪の断面が真円に近いほどストレートになるが、インディアンレミーはひしゃげたような強い楕円である。

インディアンレミーはよほど変わった髪質(クセの強いウェービーヘアー)を再現したい場合に限られ、 日本人向けかつらでは通常は使用しない。
ちなみに、ファッション用としてアフロヘアーのかつらが売られているが、 こうしたファッション用途では人工毛髪で作るのが普通だ。 いくらウェーブが欲しくてもインディアンレミーを使っていたのでは価格が高くなってしまう。
薄毛対策用かつらでは、ウェーブのきつい奇抜はヘアスタイルは敬遠されるので、 結局、インディアンレミーの出番はなくなってしまう。

当店では、特記事項欄に「インディアンレミー」と記載されている場合にだけ使用する。 (単にレミーと書かれていた場合は、日本人の髪質に近いチャイニーズレミーを使用する)
当店もインディアンレミーの髪素材をテストで購入したことはあるが、さすがにこれほどウェーブがあると、使いにくいと感じる。 実際、お客さまからインディアンレミーの髪素材を指定されたカツラは、過去一度も製作したことがない。 もし、インディアンレミーを指定されれば、ほんとうによいのか確認をすることになるだろう。

サンプルが見たいというご要望をお受けしたことがある。 しかしながら、インディアンレミーは需要もないので、現在ではサンプルも保有しておらず、見ることはできない。
インディアンレミーで作ると、髪自体にカールする性質があるため、ストレートパーマを当てたとしても やがて時間の経過とともにクセが現れる。 その時には均一にカールしない可能性も考えられるので調整も少々面倒になる。
一方で、この感触がより自然と好まれることもある。
単にかつらのウェーブを強くしたい場合には、通常のストレートの髪を指定してカツラを作り、 美容院などでカットしてもらう際にパーマをかけてもらうのがお勧めだ。
白髪(人工毛髪でできており熱に弱い)が含まれていないなら、アイロンパーマでもかまわない。 このように、かつらにウェーブをつける方法はいくつもあるため、インディアンレミーが必要なシーンは考えにくい。

なお、髪の流れやウェーブの巻き方の関係で、かつらをカットした後にパーマを当てるのがよい。
髪素材の状態で、つまりカット前の髪にウェーブを付けると、カットした時に自毛とかつらのウェーブの向きが合わずに 跳ね気味になったり、部位ごとに巻きのイメージが変わることがある。 もっとも、自毛でもこうした現象(位置によってウェーブが違う)ことは普通にあることなので、大きな問題という訳ではない。
当店では店舗を持たないので、ウェーブを付けて納入することがある。 しかし、ほとんどのかつらショップ(店舗を持つ)では、人毛の場合はストレートで購入し、必要に応じてウェーブを付ける、という 作業を行っている。これは前述のようにカットしてから自毛に合わせてウェーブを付けた方がセットが合うからだ。 一方で、人工毛髪の場合は製造時に髪型もウェーブもがっちり固定するのが普通である。 このため、毎回ウェーブを付け直す手間がはぶけ、メンテナンスは楽である。
その意味では、ウェーブを予めつけたインディアンレミーは、人工毛髪のような固有のウェーブを製品に持たせているとも言える。 日本ではほとんど需要のないインディアンレミーであるが、海外の工場では、世界中から注文を集めていることもあって、 ほとんどの場合、インディアンレミーの注文欄が用意されている。 価格もチャイニーズレミーと同じであり、在庫もそれなりにそろっているようだ。


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