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激安かつら情報館  (カツラの用語集)

男性型脱毛症


男性特有の脱毛症(ハゲ)。主に30歳以降の男性に多くみられるが、20代でも発生し、若年性脱毛症と呼ばれる。
男性5人に1人は男性型脱毛症と言われており、日本では1200万人程度いるのではないかと推定されている。
男性ホルモンとその受容体が大きく関わっていると考えられている。 ヘアサイクル(周毛期)の成長期が短くなる影響で前頭部と頭頂部の髪が薄くなるという特徴がある。
これだけ多く見られる症状ながら、正確なメカニズムはまだよくわかっておらず、発症の過程も諸説ある。 昔から「ハゲか風邪が治せたらノーベル賞」と言われるゆえんだ。

遺伝によって受け継がれる可能性が高く、近い血縁者にどれだけ男性型脱毛症の人がいるかで おおよそ発症可能性が予想できる。 父親を見れば、だいたい禿げるか禿げないかが予想できるというのは、100%確実ではないにせよ、 かなり当たるのだ。
父親が薄毛の方、残念ながら、ある程度は覚悟しておいた方がよい。 ただし、確実にそうとまでは言い切れず、なかには父親がハゲでも、子はフサフサ、あるいはその逆といったケースもある。
国によって発生率(すべての男性のうち、禿げる人の割合)は異なり、遺伝的なメカニズムが強く働いている証拠となっている。
このことからもわかるように、男性型脱毛症は遺伝子に刻まれた生体の正常な体の変化であり、 決して病気ではない。 このため、何かが悪くて発生しているわけではないので、治療といっても、あまり有効なものがなかった。 それでも長年の研究により、ある種のホルモンに対して、敏感に反応する機構が髪の毛の根本(毛根)にそなわっており、 その機構が働くことで毛の発毛と成長のサイクルが変わってしまうことがわかってきている。 この理論に基づき、ホルモンに反応する仕組みを抑制することで、男性型脱毛症の発症を抑えようとする薬が開発された。 ただし、これは治療ではなく、発症の抑制にすぎない。 したがって、常に薬を飲み続ける必要があり、服薬をやめれば本来の脱毛症の機能が活動を始める。 この脱毛の機能を抑える薬は、塗り薬と飲み薬があり、どちらも効果が確かめられたものなので安心して服用できる。 薬局で販売しておらず、医者によって処方箋を書いてもらう必要があるので、少々値段は高い。 個人輸入によって海外から輸入すれば処方箋は不要な上、国内よりはるかに安く手に入る。 また、ジェネリックと呼ばれる複製薬であれば、さらに安い。 しかしながら、AGA用の薬はニセ薬も多く、十分注意が必要だ。ニセ薬は外装は本物そっくりにつくってあるので 素人では判別することはできない。 それどころか、輸入代行業者ですら、本物かどうかを検証することはできない。(あるいは、そんなことをする気もない)
個人輸入はかなりのリスクを負っている点、理解しておく必要がある。

残念なことに、男性型脱毛症は、いったん発症すると一定の範囲までどんどん拡大していく。 一定の範囲とは、前頭部および頭頂部に限られ、横は後ろは元気なことが多い。 前頭部あるいは頭頂部のどちらか一方だけ進行する場合と、同時に進む場合がある。
これはホルモンの受容体の感度の違いから、様々な脱毛の形態が起こると考えられている。 これをヒントに、自家植毛という手段が用意されている。 感度が違う髪であれば、頭部に植えてもハゲに向かうことがないのだ。
部分かつらの利用の多くは男性型脱毛症である。 幸いにも(?)横と後ろは髪が残るため、自毛にピン(金具)で留めるかつらも利用できる。

狭い範囲に留まることが多く(ただしまれに全身に至る)、また発生部位もまちまちな円形脱毛症と対照的である。

近年では、かつら以外の対処法として、治療薬も発売されている。
ただし、男性型脱毛症は病気ではないため、薬は根本的な治療ではない。 飲んでいる間、脱毛を進行させる体内システムの働きを阻害するだけである。従って、飲むのをやめれば、再び元通り。 以前と同じスピードで進行することになる。

多くのAGA対策の薬は、もともと狙って開発されたというよりは、別の薬の副作用として発毛が見られ、 それをきっかけに発毛に効く成分を見つけ出した、という経緯を辿った物が多い。
男性型脱毛症の治療を行うときは、発毛を謳ったいわゆる発毛サロンや、かつらサロンではなく、病院に行くことをお勧めする。 よく発毛サロンが、治療したらこれだけ毛が生えた、という写真付きで宣伝しているが、男性型以外の脱毛症であった可能性が高い。 男性型以外の脱毛症なら、マッサージで結構をよくするとか、ストレスを抑えるといった手法で改善される可能性があるのだ。 これに対して、男性型脱毛症は遺伝子レベルで規定された、いわばプログラミング済みの事象の発現にすぎない。 つまり、あなたの体の遺伝子に従った正常な動作なのだ。 これを根本的に治そうと思えば遺伝子を書き換えるしか方法がないが、もちろん、現時点では不可能な相談である。

現時点で可能なのは、前述したように、ホルモンに対する感度を下げて脱毛がおきるのを一時的に止めることしかない。 この対処療法を行う場合は、また、いつまで続けるのか、例えば結婚までとか、35歳まで、とか、ある程度目安を付けておく方がよい。 そうしないと撤退の時期を誤り、支払いが雪だるま式にふくらんでいく。


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