Q6-6 かつらの髪を染めて色を変えることはできますか?
A6-6 かつらの髪染め手順は以下のとおりです。
【髪色を暗くする方法】
使用に伴い色落ちしたかつらを元の色に戻す際も、この欄をご覧ください。
「黒髪戻し」などの名称で売られている市販の毛染め剤を購入します。これは2液を混合して使うタイプで、茶髪を黒くするための毛染め剤です。
薬局、スーパー、ホームセンター、コンビニエンスストアなどで広く売られており容易に手に入ります。
1箱(1回分)500円〜800円くらいです。
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2液混合ではない「1日タイプ」と書いてあるものは、一時的に色を変えるためのものですのでカツラ染めには不適です。
また、白髪染めとは違いますので、どうかお間違えにならないようにしてください。
真っ黒(もっとも暗い黒、#1)にする場合は、特に気を遣う必要はなく、毛染め剤の説明書に従って染めていけばOKです。
真っ黒以外の色(わずかに茶色の入った#1Bや、茶髪である#2など)にする場合には、かつらを薬液に浸す時間は試行錯誤が必要です。
説明書で指定されている時間よりちょっと短めの時間で一度薬液を洗い落とし、かつらの染まり具合を確認ください。
部分かつらなら1箱の半分量の薬剤ですみますから、染まり具合が足らなければ残りの半分を使用してさらに染めます。
照明の下では色が異なって見えることがあるので、慣れないうちは、乾燥させてから日中の自然光を利用して色を見たほうがよいです。
暗い方向へ染める作業はそれほど難しくなく、あまり失敗は起きません。
ご自分では面倒な場合は、大抵の理容店・美容院でカツラ染めをやってもらえます。
かつらカットを行っていないお店でも、カツラ染めだけはやってもらえるケースも多いです。
この場合は装着せずに持ち込み、人毛製品であることを伝えます。
【髪色を明るくする方法】
カツラの髪色を明るくするのは、とても難易度が高い作業です。
ムラになったり、脱毛の心配があるため、
基本的にはカツラの髪色を明るく変えることはできないとご理解ください。
理容店・美容院へ持ち込んでも、たいてい断られます。
それでもチャレンジする場合は、次のとおりです。
染めていない髪を脱色するタイプの脱色剤は、かつらには効果がありません。染めた髪を脱色するタイプの品を購入ください。
デカラライザー、メガブリーチ、ハイブリーチ、ハードブリーチ、脱染剤などの名前で売られています。
ちょっと特殊な品であるため、小さなお店では扱っていないかもしれません。
多くは、3剤混合、つまり2液+パウダータイプになります。
使用する薬剤が違うこと以外は、髪を暗く染める方法と同じです。
【髪染め剤の知識】
毛染め剤は、黒い染料でできているのではなく、髪の成分と反応して色が黒く変わる仕組みになっています。
したがって、毛染め剤を使用しても天然毛髪以外の部分、例えばかつらのレースや白髪(人工毛髪でできています)は染まることはありません。どうかご安心ください。
発色後の毛染め剤が服や家具、壁などに付着すると、色を落とすのは難しいのでご注意ください。
洗面台などに色が付いた場合、塩素系の洗剤(カビ取り剤など)が有効です。
ツメは髪と同じ成分でできているので、黒く染まることがあります。ビニール手袋のご使用をお勧めします。
2液混合タイプは、いったん混ぜると保管はききません。混合後、数時間で性質が変わり始めますので、混ぜた後は速やかにご利用ください。