かつらの装着手段

バックナンバーVol.28

28.かつらの装着手段

ヘアリプレースメント(貼るタイプのかつら)の装着法として、テープの剥離紙の一部を剥がしておいてから位置を決め、後ろから順番に剥離紙を取り除きながら貼っていく、という方法を お勧めしています。
(→かつらの装着法)

画面中央をクリックで再生(音声が出ます)

この方法は、初心者には行いやすい方法ですが、これ以外にもいろいろな装着法があります。

例えば、カツラを前から接着するのもよい方法です。
この方法だと、最も重要なフロント生え際を最初に合わせるので、 最適な位置に装着することができます。慣れてきたら試して見てください。
ただし、まったく自由な状態でフロントを接着するので、位置決めがちょっと難しくなります。

このほかに、テープの接着力を一時的に弱める薬品が市販されていますので、これを使うのもよい方法です。
かつらにテープを貼ってから、剥離紙をすべてはがしてしまいます。 テープにこの薬品をスプレーしてから、だいたいの位置に装着します。 装着後1,2分の間、テープは接着力がないので、簡単にカツラの位置をずらすことができます。 こうして、位置を微調整して、10分もすれば薬品が乾いて本来のテープの接着力に戻ります。
これは特に経験の少ない方にお勧めしたい装着法です。 間違ったときに無理に引っ張って剥がし、禿をつくってしまう、という悲劇を防げます。 高価なものではないので、1つ試しに購入しておいた方がよいかと思います。

さて、大手サロンでは、装着など様々な作業方法は統一されています。
これは、品質管理、つまり作業者の腕によって差がつかないように統一しているのです。

中小のショップに行き腕のよい職人さんに当たると、各作業にいろいろなバリエーションがあって驚きます。
中小かつらサロンでは、担当制としている場合も多く、毎回同じ理容スタッフに対応してもらうこともできます。
一方、大手ではスタッフを指名できないルールにしている場合が多いようです。
理由を尋ねると「理容スタッフに大勢の固定客が付くと、客を連れて独立してしまうので禁止されている」のだそうです。