保管方法

かつらバックナンバーVol.27

27.かつらの保管方法

かつらの製造には時間がかかるため、予備品を用意しておく必要があります。
そこで気になるのは、カツラは保管がきくのか、という点でしょう。

まず、重要なのは湿度です。
多すぎるとカビの原因になるし、少なすぎると髪を傷めます。
もっともまずいのは、カツラをビニール袋に入れて保管することです。
もし密封するのでしたら、湿気の調節剤を入れて適度な湿度にコントロールしてやる必要があります。でも、通常、そこまでやるのは大変なので、カツラは通気性のある場所に保管するのが現実的です。

直射日光は髪を傷め、特に色を落とすので保管時には特に注意しましょう。
カツラは、一日中、日の当たらない風通しのよい場所に置くのが原則です。
南向きの日の差す部屋では直射日光があたらなくても乱反射による紫外線が多いので長期保存にはよくありません。

もう一つ気を付けるのは、髪のクセです。
あまりに長い間、固定したクセをつけたまま保管しておくと、元に戻すのに一苦労します。
お勧めなのは、ウィッグスタンドです。
金属製の専用のスタンドか、発泡スチロールで作った頭部マネキンを使います。
こうしたスタンドを使用すると、髪の先端が床に着かず、クセが付かずに済みます。
かつらの手入れの時にも重宝するので、1つあってもいいでしょう。

ウィッグスタンドは、専門店で売っています。
googleなどで「ウィッグスタンド」を検索すればたくさん見つかります。

発泡スチロール製は東急ハンズで売っています。1個千円程度。
かつらをまち針で固定することもでき、便利です。

さて、ウィッグスタンドを使って風通しのよい場所に保管するのがよいのはわかるのですが、実は、実際にやろうとすると、 棚や箱の中に入れることができないので、かつらが見えることになります。
ご友人が部屋に入る可能性があるのであれば、ちょっとまずいかもしれません。
特に窓越しに外から見える状態だけはうまく避けてくださいね。