かつらサロンの実態とは

かつらバックナンバーVol.19

19.かつらサロンの商法

当店は「セルフメンテナンス」というスタイルのかつらを扱っています。
さすがに、初めてかつらを装着する、という方には敷居が高いようで、 ほとんどは他のかつらサロンから移行されてきたお客さまです。

「低価格で助かりました」と、よくお礼のメールを頂きます。それと同時に、これまで かつらサロンでどのような目に遭ってきたか、というお話を聞かせて頂けることがあります。

当店はネットショップですが、店舗を持って営業していらっしゃるサロンを否定するものではありません。それぞれ一長一短があると考えています。
しかし、一部のサロンではあまりにひどい商法が行われているという実態もあります。 サロンへ数百万円をつぎ込んだケースは、決して珍しくありません。なぜこんな高額になってしまったのか。

今回は、サロンへの支払いがふくらむ2大要素をお話します。

■その1 複数個購入

この業界では、新規のお客さまを1人獲得するのにかかる費用は極めて高く、大手では数十万円もかかると言われています。ありとあらゆる媒体に広告を出し、有名芸能人と契約しているのですから、その金額は大変なものです。
それだけの費用を回収するためには、ひとたび獲得した顧客からは、それなりの額の契約をとる必要があります。

そこで、購入して1年もしないうちに、「もっと買え攻撃」を仕掛けてくることがあります。
通常のメンテナンスを受けるたびに、予備をもう1つどうだ、今ならキャンペーンで安い、来年から値上げだ、などとしつこい勧誘をするのです。
キーワードは、「今なら」。この言葉を聞いたら、身構えましょう。 「今なら」と言って不要不急のものを売りつけるのは悪徳押し売りの基本です。

■その2 育毛とセット

20代で何百万円ものローンを抱える方は、大抵このパターンです。
カツラだけでなく、育毛コースを勧めて、1年程度の契約をするものです。
1年で数十万円から、百万円を超えるものもあります。
禿や薄毛の恐怖を煽る方法がマニュアル化されています。「このままでは...」で始まる一連のセールストークです。

色々考え方はあるでしょうが、1つだけ。

男性型脱毛症は、病気や異常ではなく、ある種の「性質」です。 それが発現しにくいようにすることはできるかもしれませんが、 治療することはできません。

もしも、もしもですよ、育毛コースに効果があったとしても、 その効果を維持するためには、それを未来永劫続けないといけないのです。 ほんとうに払い続けられますか?
発現しにくくする、とはそういうことなのです。

男性型脱毛症は、円形脱毛症などのように治癒すればケアが必要なくなる脱毛と根本的に違います。