生産が遅れる!? 恐怖の旧正月

かつらバックナンバーVol.18

18.旧正月

中国では、旧暦の旧正月を盛大に祝います。

以前に述べたように、中国では3つの大型連休があるのですが、旧正月はその最大のものです。通常1週間の休みなのですが、その前後も含めて休む工員が多いためか、この時期はかつら製造の最も遅れが出やすく、ショップ泣かせです。

旧正月は、国を挙げて休むため、物流まで影響が及ぶという点と、もう一つ重要なのは、年によって日が変わる、という点です。
旧暦なので、1月下旬から2月中旬まで年によって変わります。

これが思わぬところに影響を及ぼします。その1つが経済統計。 例えば、中国の貿易統計では2007年の1月の輸出は、対前年比でものすごく伸びたように見えます。これを見て、中国の経済成長はまだまだすごい、と読むと間違い。
2006年の旧正月は1月下旬でした。2007年の旧正月は2月中旬です。
そうすると、2007年1月は生産活動がフルに動き、2006年1月では丸々1週間生産活動が止まっているのです。つまり、2007年1月期は対前年比で大幅増になって当然です。 2月期はその逆になります。

中国投資をやっている方、経済指標の分析ではこうした点にもどうかご注意を。