かつらを告白するか

かつらバックナンバーVol.10

10.パートナーとの関係

かつらライフを送る上で、身近に信頼できるパートナーを得ておくと、何かと助かります。

信用できる人にカツラの事をカミングアウトし、その上で適切なアドバイスを 求めることは、すごく役に立ちます。
例えば、かつらの後ろがふくらんでいるから整髪剤で押さえたほうがよいとか、 装着位置が前すぎるとか、本人が見過ごすようなことを指摘してもらうわけです。

第三者の目が必要な時期は2つあります。
1つは、カツラを装着して間もないころ。
この頃はまだわからないことも多く、正しく装着されているか他人の目で見てくれるパートナーはとても役に立ちます。
また、第三者の目で問題ない、と言ってもらえることは、とても自信につながります。 本当にこれで大丈夫だろいうか、などという無用の心配が解消できます。
もう1つは、カツラに慣れた頃。
意外に思われるかもしれませんが、かつらが日常生活の一部となり、違和感なく日々を送るようになってしばらく経つと、慣れすぎの弊害が起こります。つまり、カツラを始めた頃の初心を忘れ、装着がいい加減になってくるのです。
以前なら、わずかなずれでも装着し直したり、必ず3面鏡で後ろをチェックしていたものが、だんだんおろそかになっていきます。 そんな時があぶない。
カツラに十分慣れた後でも、たまには問題がないかをパートナーにチェックしてもらいましょう。
また、禿は進行することもあり、同じテンプレートで長年発注していると、いつの間にかサイズが合わなくなっていることがあります。 男性型脱毛症では、フロントから頭頂までをカバーすることが多いので、この場合、足りなくなるのは後ろ。 合わせ鏡でチェックしないと、気づきません。
もしパートナーがいれば、安心ですね。

さて、問題はそんな相手をどうやって見つけるか、です。
一般には親か妻がファーストチョイスになります。
しかし、親と同居していなかったり、未婚ならどうするか。

無二の友人がいれば、かつらのことをカミングアウトしてお願いするのがよいのですが...。

絶対やってはいけないのは、恋人にお願いすることです。 残念ながら、恋人とは別れがあります。 今現在、どんなに上手くいっている相手でも、いつ何時終わりを迎えるかは 誰にもわかりません。それも相手を傷つける終わり方かもしれません。
かつらだと告白していたら、その後、何が起こるか..。
あんないいコが、と思っていても、ひとたび敵に回すと悪意をもって攻撃されることだってありえるのですよ。

教訓:
永遠に続くと思えるようなドラマチックな恋愛であっても、カミングアウトは慎重に。
でも、結婚を意識する頃には告白しないとだめですよ。