看護婦さんにかつらと知られる!?

かつらバックナンバーVol.8

8.レントゲンに注意 かつらが写る?

ヘアリプレースメント(貼るかつら)なら問題ないのですが、金属製ピンを使った旧来のかつらではレントゲンは大敵です。
かつらのピンは金属製ですから、当然レントゲン写真に写るんです。

と言うと、「かつらを装着しているんだから、わざわざ頭のレントゲンなんて撮らないよ。オレには関係ないね。」って 思っていませんか。

もちろん、頭部レントゲンを撮るときに、金属を付けて臨もうとは思わないでしょう。 でも、でもですよ、予期せずにレントゲンを撮る羽目になる、ということだってあり得ます。 例えば、交通事故。
交通事故に遭って病院に担ぎ込まれると、例え軽い事故でぶつかってちょっと尻餅をついただけというようなケースでも、 後に容体が急変するのを恐れ、念のために頭や重要な器官に異常や出血がないことを確認させられます。 つまり、頭部レントゲンとかCTです。 本人がなんともないといっても、医師の判断には逆らえません。
もちろん、頭を打った可能性があれば、問答無用、直ぐに撮影を指示されます。
そんな時はあきらめて撮影されてください。
確かにピンは映りますが、映ったとしても、カツラを外して再撮影を指示されることはあまりありません。(運悪く、ピンと患部が重なれば再撮影です)

ただし、MRIだとだめですよ。あきらめて申告し、カツラを外してください。
撮影室に入るとき必ず金属物を付けていないか確認されます。 強い磁気を使うという機械の性質上、金属は持ち込めないのです。
なあに、撮影室にいるのはあなたと技師さんだけです。
かわいい看護婦さんの前で、かつらを外すわけではないので、気は楽です。たぶん。

そうそう、意外な盲点は、蓄膿症など鼻の病気です。
鼻の診断に、レントゲンが使われることがあるんです。 鼻腔を撮影するのですが、頭の下の方も映るんですよ。 かつらのピンは、頭頂なんかにつけません。頭の下の方ですね。 というわけで、見事に映ります。

仕上がった映像を見てみると、 人体の複雑な曲線の中に、あからさまに人工的な直線の陰が出てくるんですから そりゃもうすぐにわかります。

では、医者や看護婦からカツラの噂が広まる事はあるのでしょうか。
医者から広まることはありません。法律で守秘義務が決まっているからです。
看護婦だってもちろんそうですよ。仕事で知った情報を他人にばらしてはいけません。
ところが、建前はそうなんですが、実際は...
もちろん、しっかりとした職業意識をお持ちの看護婦さんも多いのですが、そうでない看護婦さんも残念ながらゼロではありません。 そうした看護婦さんは、親しい人にはありとあらゆる患者の情報、というか悪口をしゃべっているやもしれません。看護婦さんを敵に回すような言動---しつこく誘うとか、セクハラまがいの言動とか---は慎みましょう。