中国暗黒面とは

バックナンバーVol.4

4.ダークサイド

ついでに、ちょっと暗い話をしておきましょう。

中国のRというカツラ製造会社は、株式を公開して海外の著名な資本も入っている優良会社です。 中国に多数あるカツラ製造会社の中でナンバーワンの売上を誇り、従業員8千人とも1万人とも言われる巨大企業です。 中国には多数の会社はありますが、それでも1万人というのは相当な規模です。

ところが、そんな優秀な会社が、犯罪を行って収監されている人を働かせて、 かつら生産を行ったことが判明し、国際的な人権団体から糾弾されました。
収監者に対して無給労働を強制することは非人道的行為と見なされます。
この行為は国際人権公約に違反しているのです。

安価な人件費を武器に世界の工場となった中国。それでも最近は労働者の賃金が上昇し、カツラ製造のような労働集約型産業は大きな影響を受けています。一部はインドネシアやフィリピンに移っていくなど、さらなる低賃金を求めて国際シフトは続きます。これは、かつて日本で作られていたカツラ産業が韓国に移り、次は中国に移った流れと同じです。 そんな環境の中でも、湾岸都市部におけるカツラ産業従事者は最低の賃金と言われています。 最低賃金では労働者の確保がだんだん難しくなり、このような事件が起こるのでしょう。

元々中国では、簡単に死刑になるなど、人権に対する意識は希薄です。 強制労働によって作られたカツラ...いやな話です。